グット・プレーヤーになるために
「オン・ザ・ピッチ」と「オフ・ザ・ピッチ」
良いサッカー選手とは…
オンザピッチ・オフザピッチ (99KB) 技術レベルの同じ『自分』が2人いるとして…
1人は…あいさつができない、荷物整理ができない、時間を守らない、忘れ物が多い、物を大切しない、お友達のことを考えないで行動する、自分のことが自分でできない…
![]() もう1人は…あいさつがしっかりできる、荷物整理がきちんとできる、時間を守る、忘れ物をしない、物を大切にできる、お友達のことも考えて行動できる、自分のことは自分でできる…
![]() はたして…どっちの『自分』が日本代表に選ばれるだろうか
![]() 良いサッカー選手とは、サッカーが上手なだけではいけない
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用具の手入れをわすれずに!
ボールやシューズを大切にすることは、体をいたわるのと同じくらい大切なことなんだ
手入れをすることによって、ボールは長持ちするし、シューズは足になじんでもっといいプレーができるようになるよ


練習や試合のあとは、バックやシューズケースに入れっぱなしにしないで、きちんと手入れしようね

『もの』を大切にできない選手は、サッカー選手ではないぞ

ボールの手入れ
1、よごれたところがあったら、ぬらした布でさっとふいて、風通しのよい『日かげ』でかわかしておこう

2、雨でぬれたあとは、革がいたみやすいので、かわいた布でしっかりと水分をふき取って、『日かげ』でかわかしておくように
でも、ドライヤーなどつかったり、『日なた』でむりにかわかすと、ボールの形がかわってしまうことがあるから注意しようね


シューズの手入れ
1、表面についたよごれを、やわらかい布でさっとふいて落とす。このとき、シューズ用のクリーナーをつかえばさらによくよごれが落ちるよ。シューズのうらや、ぬいめにつまったよごれは、つかわなくなった歯ブラシで、かるくこすって落とそう
でも、ドライヤーなどつかったり、『日なた』でむりにかわかすと、シューズの形がかわってしまうことがあるから注意しようね


2、くつみがきででいねいにムラなくぬって、かわいた布でふき取ってツヤを出す。革がやわらかくなって、足によくなじむぞ

3、布や新聞紙をシューズの中につめてかたちをととのえ、風通しのよい『日かげ』でかわかしておけばOK

練習や試合のときは『スパイク』はかならずはきかえるようにしようね

ユニフォームの手入れ
1、練習や試合のあとのユニフォームは、あせやドロでよごれているので、帰ったらすぐにせんたくをしよう

2、あせをかいたり、雨でぬれたユニフォームは、そのままにしておくと、色が落ちてしまうことがあるので、白い服といっしょにせんたくしないように

3、せんたくきに入れる前に、うら返しにしておいてネットに入れておくと、背番号のプリントが長持ちするよ
かんそうきはできるだけつかわないように


4、ほしたあとは、しっかりたたんで、大切にしまっておこう

からだのセルフケア
一流の選手は、すばらしいプレーをするために、いつもコンディションをベストにたもつことを心がけているんだ
調子が悪ければ、全力でプレーすることができないし、ひどいときにはケガをすることもある。自分の体のことをよく知って、つねに『ベスト』のじょうたいでいられるように体をいたわろう


合言葉は「早寝」「早起き」「朝ごはん」…

試合の前に気をつけることは?
「明日は試合だ。ガンバルぞ!」
でも、試合の前日はいいコンディションをたもち、リラックスすることが大切なんだ
そうしないと、試合中にバテたり、つかれがたまってケガをしちゃうかもしれないからね
。そして、試合の前日は、たくさんエネルギーを作ってくれる食べ物をとっておこう
一番いいのは、『うどん』や『パスタ』といっためん類や、『パン』、『おにぎり』など。試合のはじまる3時間前までには、食べておくようにしよう




しっかりと食事をとろう
朝ごはんを食べないで、練習に行ったりしていないかな
朝ごはんでエネルギーをほきゅうしないと、前日のつかれが残ってしまい、体の調子が悪くなったり、集中力がなくなったりとするんだ
できるだけきちんと、朝ごはんを食べるようにしよう
朝はたくさん食べられない!という人は、まずは飲み物『牛乳や100%のオレンジジュース』や果物だけでもいい
なれてきたら、パンやたまご、野菜なども食べるようにしよう
きちんと食事をとることは、サッカー選手にとって大切なこと
一流選手の強い体、高い集中力、そしてばつぐんのスタミナは、じつはふだんの食事から生まれるものなんだ
サッカー選手の食事には、プレーに必要な5つの栄養素が必ずふくまれている。







‘’食事のとり方”
『主 食』……頭とからだのエネルギー
ご飯、パン、めん類、パスタなど
『おかず』……筋肉や血液をつくる材料
肉、魚、卵、ハム、とうふ
『野 菜』……体調を整える、ひろう回復、ケガやバテをふせぐ
『果 物』……ひろう回復、じん帯やケンを強くする
『牛 乳』……筋肉や骨をつくる材料
ヨーグルト、チーズなど
トッププレーヤーは、これらを毎日バランスよくとることで、タックルにも負けない強い体をつくっている。朝ごはんをぬくとか、好ききらいをせず、体に必要な5つの栄養素をバランスよくとろう

いいプレーをイメージしてみよう
ねらったところにパスが出せなかったり、うまくシュートができないときは、ちょっと休けいして、心のトレーニングをしてみよう
まずは体をリラックスさせ、頭の中でイメージする
シュート練習をしているなら、今までで一番いいシュートをイメージしよう
それをわすれないように練習すれば、次はぜったいにうまくいく
イメージトレーニングは、とても大切なんだ。




身につけるものはいつもきれいに
ユニフォームやシューズは、いつもきれいにしておくこと
それらがきたないと、バイキンがすみについて病気になってしまうこともあるんだ
だから、身につけるものは、いつもじぶんでせいけつにしておこうね



水分をしっかりととろう
Jリーグや日本代表の試合中に、選手が水を飲んでいるシーンをよく見かけるね。はげしく体を動かすと、水分がたくさんの汗となって体からどんどん失なわれてしまい、スタミナが切れてしまうんだ
あついときや、「のどがかわいたな」と感じたときには、試合や練習の前に、コップ1,2杯くらいの水やスポーツドリンクを飲んでおこう
試合や練習中にも、30分おきに同じくの量を飲むようにすること。体から水分が失われるとスタミナがなくなり、バテてしまう。汗をかいて体重が2%以上へると要注意だ
飲む水の温度は、かわいた体にすばやく水分を吸収させるために、0℃から5℃がちょうどいい。ただし、冷たい水をいっぺんにたくさん飲んでしまうと、おなかをこわすので注意しよう



